ブランド・コンサルタントの守山菜穂子さんと2人で1つのテーマについて語るサウンドマガジン「Beautiful 40's」。11回目の今回は、「大人の色気」がテーマだった。
色気か…そもそも、色気ってなんだろう。
広辞苑の第四版で「色気」を引くと、1.色のぐあい。いろあい。2.愛嬌。おもむき。風情。3.異性の気をひく性的魅力。4.女っ気。(以下略)とある。
大辞林の第三版では、1.色の調子。色合い。2.異性を引きつける性的魅力。3.愛嬌。愛想。4.異性への関心。(以下略)とある。
なんだかどうやら、色気というモノはおもに異性に対する態度や心持ちらしい…って、いやそれでいいのか。
色気って、異性に対するものだけじゃないと思う。なんだか、それだと狭すぎる気がする。
結論として「余計な力の入っていない、自然体で余裕のある状態」と考えた(詳しくは下記リンク先のサウンドマガジンで聴くか、テキスト書き起こしで読んでくださいね)。そんな人からは、やっぱり魅力を感じると思うのだ。
菜穂子さんとのサウンドマガジンの中で話しきれなかったことがある。
それは、余裕って、ひとりの時間をどう過ごすかでつくられるものじゃないかな、ということ。
ひとりのときに、他のことをあれこれ考えるのをやめて、自分と向き合う。そして今、ここにいる自分を感じる。どんな自分であっても、しっかりと受け止めて肯定する。そういう時間を持っている人は、きっと何事にも自然体で向き合えるんじゃないかと思うのだ。それがきっと、人としての色気になっていく気がする。
でもなかなか、そんな時間をつくろうったってできない。流行の瞑想だって、やってみても結局身につかなかった、という人も多いと思う。
そこで、私が実践している方法は、お風呂タイムの利用。シャワーでも、バスタブに浸かるのでも(こっちがおすすめ)、お風呂に入っている間は何も考えないように努力する、ということ。
いったんここで頭の暴走を止める。そして寝るまでの間、ゆったりと自分と向き合ってみるのはどうだろう。その日にあったことを振り返ったり、その日起こったいいことを書き出してみたりするのもいい。私の場合、そうしているとなんだか幸福感が増してくる。
今日もいいことがあった1日だったな、と、感謝とともに眠りにつくことができれば、きっと新しい朝が待っている。
そうやって毎日をリセットしながら過ごしていくと、きっと今よりも自然体で余裕のある状態になれると思う。そして、そんな色気のある大人でありたい、と思うんだけど。
菜穂子さんも、彼女らしい「色気」について語ってくれたのでとても興味深かった。ぜひサウンドマガジンもお聴きください!
photo: Miki IKeda
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