「ブランディング」と聞くと、何をイメージするだろうか。
雑誌編集者という仕事でページ編集と同時に多くの企業やその広告、プロモーションに関わってきた。自身でも、会社やプライベートで新しいプロジェクトをいくつか立ち上げたりしつつ、ずっとブランディングについて考えてきた。
ただ、どうしても経験則では限界がある。そう思っていたときに、友人がそれを仕事として独立したことを聞いた。
守山菜穂子さんである。
話を聞いていると、私もブランディングについてきちんと勉強したくなり、昨年12月に一般財団法人認定協会ブランド・マネージャー2級の資格を取得した。「今までの膨大な経験が自分の中で『型』になり、スッキリしますよ」という彼女の言葉が決め手だった。
ブランディングといえば企業をイメージするけれど、個人がおこなうパーソナル・ブランディングという手法もある。
あまり聞き慣れないと思うので、ラジオブログで「パーソナル・ブランディングって何?」というテーマでインタビューをさせてもらった。
「ブランディングとは、自分が何者であるかという旗を立てること」「そのためにはまず、自分を知ること」と彼女は話している。詳しくは、お聴きください。
話を聞くうちに、パーソナル・ブランディングって、なにもクリエーターや起業家たちだけに必要なものじゃない、と思うようになった。
ちょっと話が大げさすぎるようなら、自分にタグ付けをする、と言い換えるとわかりやすいかもしれない。自分にタグをつける、というのは以前、本田直之さんの本で読んだ方法だ。
ブログを書いている人にはわかりやすいと思う。自分という記事にどんなタグをつければ人に気がついてもらえるだろう。そう考えると、少し楽しくなってくる。
時にはそのタグをを引っ剥がすために、目的のないひとり旅などしてリセットしてしまうわけなのだけれど。これは私の性だから仕方がないんだな…(笑)。
守山さんとは、思えば長いつきあいになった。年齢的には私が上なんだけれど、このところ、いろんなことを教えてもらってばかり。すっかり頼もしくなった。
つかず離れず、長くつきあえる女友達の存在は、年齢を重ねれば重ねるほど、尊いと思うようになった。
ラジオブログのことを彼女もブログに書いてくれている。
話はこのときだけでは終わらない。2人は今ちょうど、40代初めと終わり。「女性の40代」をテーマに、新しいことを始めよう、と計画した。
2016年、また新しいプロジェクトが加わって、楽しい1年になりそうだ。
守山菜穂子さんの公式サイトはこちら。