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カメラを持って東京と日本各地と世界を行くエディターのフォトログ

トラベルミンをもらう〜ピースボート乗船記

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トラベルミンをもらう

2019年6月4日(火)、日の出06:02、日の入21:10 40°03′N 054°35′W 24℃ 大西洋

相変わらず波は荒く天気が悪い。起きてもまだ偏頭痛がする。三日酔いか? 低気圧のせいか? それは船酔いではないかとの指摘を受け、朝からレセプションで酔い止め薬「トラベルミン」をもらって飲んでみる。ほんのり甘い。少し眠気を催す薬らしく、うとうとして目が覚めたら頭痛は嘘のように消え去っていた。やはり船酔いだったのか。わからないが。

11:30、女声合唱へ。発声、「紅葉」、「うつくしいふくしま」、「故郷」を練習する。ゴスペルを歌っていたときの癖で、音を立てて息を吸ってしまう。この癖は、その後通ったラテンボーカルレッスンでも厳しく戒められた。ジャンルによって歌い方も違うのだ。

この講座は自主企画であるため、練習場所を先生が押さえてくださっているそうだ。しかもピアノの置いてある場所となると「ブロードウェイ」という会場1か所しかない。先生の負担を減らすため、場所取り隊を結成しましょうということになったことは昨日書いたが、10名の有志が集まった。ミーティングで「お若い方にとりまとめ役をお願いしたい」ということで、私ともうひとりの本当に若い女性が選ばれた。私の年齢でも若手と呼ばれる場所、それが船旅なのである。

船の中では積極的に何かをすることを避けよう、知り合いを積極的に作ることはやめようという予定だったのだが、やはりそうは言っていられなくなってきた。

午後は宮部みゆきの『楽園』を読んだ。最後まで、なんだかよくわけがわからないと思っていたら、解説を読んで『模倣犯』という作品の続編かスピンアウトに位置づけられる小説だったと知る。どうりで、小説の中で自明のこととして書いてあることがらが私にとっては「自明」ではなかったわけだ。なんだかスッキリしない。

夜にリージェンシーで食事をしようと思うも、前菜、スープ、メインのそれぞれに私の苦手なタマネギが満載の料理だったので、申し訳ないとサーブを辞して部屋に戻って缶コーンスープとポテトチップスでしのぐ。こういう時に、苦手な食材があるのはつらい。

その後洋上シネマで『ラ・ラ・ランド』を見る。これも大学院で課題に追われて見そびれていた映画だ。当時、主題曲がラジオで盛んに流されていたことを覚えている。冒頭のモブシーンは素晴らしいと思ったが、その後は「あれ?」と思っているうちに終わってしまう。ラストシーンもあまり私好みではなかったので、残念ながら私のもう一度見たい映画にはランクインしなかった。

今夜も時差調整日。寝る前に時計を1時間戻す。これで、日本との時差12時間。