EDIT THE WORLD

カメラを持って東京と日本各地と世界を行くエディターのフォトログ

サントリーニ島〜ピースボート乗船記

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サントリーニ島・イア

2019年4月20日から8月1日まで、横浜港を出港し世界一周して戻ってくる「第101回ピースボート」に乗船しています。その日々の記録を残していきます。

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2019年5月19日(日)、日の出06:09、日の入20:21 サントリーニ島

07:00、船はサントリーニ島沖に停泊。サントリーニには客船が泊められる港がないのだ。ここからテンダーボートに乗って島へ渡してもらうことになる。

エーゲ海南部、ギリシャのキクラデス諸島の火山島。紀元前1450年頃の大噴火で火山体が崩壊。この大噴火がクレタ文明に壊滅的大打撃を与えたという歴史をもつ。あるいはアトランティスはこの島ではなかったかという話もあるそうだ。

現在では、白い街並みの美しいロマンティックな観光の島として知られている。日によっては大型客船が何艘も停泊し、大勢の人々が上陸するのだとか。今日は我々のみだった。

08:00、テンダーボートはオールドポートという小さな港に着く。ここから急な崖を登って街の中心部のフィラへ行くのだが、方法は3通りある。徒歩、ケーブルカー、ロバ。迷わずロバを選ぶ。「ドンキーライド」だ。6ユーロ。

よくしつけられた多くのロバが、しっかりとした足取りで崖に作られたジグザグの道を登ってゆく。ロバに乗せられた我々は、数頭ずつの集団を作って登っていくのだが、ロバたちがけっこう先頭争いをする。私の乗ったロバはかなり元気がよくて、時折駆け出しては常に先頭を取ろうとしていた。

優しそうな目をしたロバたち。こんな急峻を1日に何度も往復させられ、かわいそうだなという気持ちも働くが、彼らは粗食・労役に耐えるので荷役として長く家畜とされてきた。何が彼らの幸せなのかはわからない。せめて感謝を伝えようと、首筋をたたいて声をかけてやる。

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私を乗せてくれたロバ

フィラに到着。高級ホテルなどが集まっており、景色がより美しいとされるイア地区までローカルバスで行くことにする。片道1.8ユーロ。車の作りは普通の観光バスのようだ。約30分、いかにも火山地帯という景色を見ながらバスに揺られる。

イアに着くと、我々も含め世界各国からの観光客でごった返している。人をかき分けかき分け、サントリーニ島といえばこの景色、という「青い屋根の教会と白い街並みと海」の撮影できるポイントを探して歩き回る。崖にへばりつくように建てられた白い建物群が本当に美しい。

10:30。撮影を済ませると、たまたまご一緒した女性たちと4人で早めのランチをすることになった。Pelekanosという店に入ると、まさに360度のパノラマ・ビュー。青い空、青い海と白い街並みを眺めながら微風に吹かれて、アシルティコのワインを2本、グリークサラダ、マッシュルームのリゾット、ラムチョップと、バクラヴァというデザートを。我々がけっこう飲んだからか、スタッフからのプレゼントだといってデザートワインを1杯サービスしてくれた。

ゆったりと地中海時間を過ごした良いランチだった。

通りがかりの店で、白いコットンに青い刺しゅうの入ったブラウスと、青地に白の水玉の入ったワンピースを買う。各30ユーロ程度。青いピアスも買ってしまった。28ユーロ。

バスでフィラの街に戻り、ぶらぶらと土産物屋を冷やかしながら歩く。もうひとつ目的があった。「イエロードンキー」というサントリーニ島の地ビールを飲むことだ。軽めで癖のない味。ボトルのデザインがかわいいのでもらってきてしまった。

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イエロードンキー

ケーブルカーでオールドポートへ降り、テンダーボートに乗って船に帰る。船は20時頃出発し、明日にはもうピレウスに入港する。