EDIT THE WORLD

カメラを持って東京と日本各地と世界を行くエディターのフォトログ

海賊対策避難訓練〜ピースボート乗船記

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オーシャンドリーム号9階「パノラマ」での朝食

2019年4月20日から8月1日まで、横浜港を出港し世界一周して戻ってくる「第101回ピースボート」に乗船しています。その日々の記録を残していきます。

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2019年5月6日(月)、日の出05:30、日の入18:03 アラビア海

同室の方は06:00からヨガ教室に出かけていく。いきおい、私も目を覚ますことになる。最初の数日間は06:30からの甲板ラジオ体操に出ていたのだが、あまりにも参加者が多くて場所を探すのが大変なので出るのをやめてしまった。

同室の方はヨガが06:50に終わると部屋に帰ってくる。それを合図に、07:00から9階後方にあるパノラマでビュッフェの朝食を一緒に取ることにしている。パノラマからは船の航跡が見えて、オープンで心地よいので好きだ。

朝食のビュッフェに必ず出てくるのがキャベツの千切りとパンケーキとバゲットのフレンチトースト。粉ものはいざ知らず、シャキッと細切りにされたキャベツはいったいどこでどのように貯蔵されているのだろうとひとしきり思いをめぐらす。

部屋に戻ると清掃の真っ最中だった。ピースボートでは、ホテルのように毎日船室が掃除してもらえる。私の部屋の区画の担当はインドネシア・ジャカルタ出身の青年。毎日実に丁寧に掃除とベッドメイクをしてくれるのでありがたい。彼は横浜から乗り込んでおり、8月1日の横浜までずっと船内でこうやって仕事をしているのだそうだ。朝早くから夜遅くまで姿を見かけるので、ハードに仕事してるねえと声をかけると、1日8時間勤務なのだそうだ。「Are you a teacher? 」と聞かれる。違うよ、Editorだよと答えると「なんとなく、先生みたい」と言われた。

09:00から海賊対策避難訓練。船は5月9日の日没時より海賊対策期間に入るとあらかじめアナウンスされている。避難警報「ブラボータンゴ」3回の船内放送および短音5回の汽笛・非常ベルが鳴ったら、船室に戻り窓から離れて待機する。これだけといえばこれだけなのだけれど、既に船は海賊警戒地域に入っているのだと聞かされて背筋が少しぞっとする。訓練はほんの10分ほどで終了。
その後は船室でダラダラして過ごす。まだ、船医にもらった薬「PL配合顆粒」を毎食後飲まねばならず、飲んだら30分後には眠くなってしまうのだ。船医のクーエンロック先生に「まだあと3か月もありますからね」と言われたことを思い出している。
そう、まだあと3か月もこの船の上で暮らすのである。
夜は同室者の方に誘われ、星を見に甲板に出かける。北極星が水平線に近い。南十字星が見えた。

甲板の夏めく南十字星 美樹