EDIT THE WORLD

カメラを持って東京と日本各地と世界を行くエディターのフォトログ

夕暮れのシンガポール・スリング〜ピースボート乗船記

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カトン地区のプラナカン建築群

2019年4月20日から8月1日まで、横浜港を出港し世界一周して戻ってくる「第101回ピースボート」に乗船しています。その日々の記録を残していきます。

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2019年4月30日(火)、日の出06:51、日の入19:05 シンガポール

見事な朝焼けを経て09:00シンガポールに着岸。急にキャビンも暑い。

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朝焼けを経てシンガポールへ

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シンガポールの港

客船では基本的にはまとめて入国審査が行われ、我々は着岸してから入国許可が出るまでじっとキャビンで待つのだが、シンガポールではひとりひとり対面の入国審査がある。さらに、オプショナルツアーを取っている人が先に外出するので、なかなか上陸できない。というわけで、グローバルWi-Fiが繋がるのをこれ幸いと、午前中いっぱいは船の中で仕事。

そろそろいいかなと思い11時頃入国審査の列に並んだのだが、入国できたのは約2時間後だった。既にヘトヘト。並んでいる間、見るともなく据え付けられているテレビを見ていたら、日本の御代替わりのことをやっていた。世界的にニュースなんだな。

港は地下鉄の駅に直結。しかし、慌てて外出しようとするあまり、‪iPhoneのケーブルもクレジットカードもすべて船に忘れて街へ出てしまった。OMG!サバイバルの始まりだ。

シンガポールは何度か来ているので、ここも観光をする必要はない(今まで一度も見ることのできていないマーライオンは今回もメンテナンス中で見ることができないというし…)。

そこで、シンガポールで人気のインスタ映えスポット、カトン地区のプラナカン建築を撮影しにいくことにした。地下鉄と、乗り慣れぬバスを乗り継いで到着したと思ったら土砂降りの雨。なんとか雨の中、粘って撮影を済ませて繁華街であるオーチャード付近へ戻る。

お目当ては、元CA、現在温泉旅館の女将である広美さんがFacebookでコメントしてくれた「クリスタルジェイド」の担々麺。食べてみたら、これがおいしいのなんのって! 日本で担々麺と言って出てくる料理とは少し違う麺、しっかりとしたスープの味。私好みだ。情報感謝。

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クリスタルジェイドの担々麺

おいしいものでおなかを満たしたらどこまでも歩いて行けそうな気分になり、ガーデン・バイ・ザ・ベイで散歩をする。しかし、あまりの蒸し暑さにお湯の中を歩いているような感覚に陥り、早々に退散することに。

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ガーデン・バイ・ザ・ベイ

帰船リミットは22:00、しかしまだ夕刻。時間はある。となると、行き先は決まっている。ラッフルズホテルのロングバーだ。

ラッフルズそのものはまだ改装中だったが、ロングバーは開いている。その名の由来となった長いカウンターの端に陣取り、「ジ・オリジナル・シンガポール・スリング」を注文する。発祥といわれるだけあって、なかなか強気なネーミングだ。32シンガポールドル。税も入れると3,000円くらいか。これを高いと見るか、妥当と見るかは人それぞれの価値感になるだろう。

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ロングバーのシンガポール・スリング

今どきロングバーでシンガポール・スリングを頼むなんてのはおのぼりさんのすることと決まっているが、やはり麻袋に山盛り入ったピーナツの殻を床に落として、以前よりちょっとビターになったな、なんて考えながら飲んでいると、自分が少しカッコいいような気がしてくるのも事実なんだから仕方ない。

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ロングバーの店内

客船のターミナルに戻ると、大学院の同級生(とはいっても20代)男子から連絡があり、たまたまシンガポールにステイするので見送りに行くという。日本からのフライトが遅れ、ギリギリ私の帰船リミットに間に合った。異国での再会を祝して、船に乗り込み、シンガポールを後にする。