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カメラを持って東京と日本各地と世界を行くエディターのフォトログ

船上読書『ノースライト』〜ピースボート乗船記

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『ノースライト』(横山秀夫/新潮社)

2019年4月20日から8月1日まで、横浜港を出港し世界一周して戻ってくる「第101回ピースボート」に乗船しています。その日々の記録を残していきます。

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2019年4月29日(月)、日の出06:38、日の入19:02

無駄だったような貴重な経験だったような二日酔いの1日を過ごし、朝から復活。読書を再開する。大学院に行っていた2年間、小説の類をお預けにしていたので、ここ最近はずっと読んでいるシリーズや好きな作家のものを手に取ることが多い。

今日読了したのは横山秀夫の『ノースライト』。実に『64』から6年ぶりの新作だ。横山作品が好きで、初期のものから全部当たって読んだ身としては、小躍りして買い求めた。

警察ものが多い印象のある横山だが、今回の主人公はバブルで1度仕事を失った一級建築士。そして、事件も起きない。物語を通して象徴として、建築家ブルーノ・タウトの椅子が登場する。静謐で美しい謎解きであった。

午後からは明日のシンガポール上陸に際してパスポートと入国審査書類が手渡される。クルーズ中、基本的には入国審査書類は船側で預かってくれているのだが、シンガポールでは携帯が義務づけられているらしい。

ところで、洗濯物について。バスルームで手洗いして干す人も多いようだが(私の同室者は毎日手洗いしてブラジャーやTシャツやスカートを部屋に干している)、私は面倒くさがりなのでそれはしない。

ではどうするか? 専用のランドリーバッグがいっぱいになるまで詰めて出せば翌日までに乾かし、畳んで持ってきてくれるのだ。体感的に3日分入る。1回350円。安いもんでしょ。ただし、水洗いして乾燥機で回してざっと畳んでくるだけなので、水洗い乾燥機NGの衣類は出すことができないのが難点ではある。乾燥した衣類がシワになった時のために、霧吹きは持ってきてある。これでたいていのシワはのびる。洗えない衣類はそのまま持ち帰る。