読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

EDIT THE WORLD

カメラを持って東京と日本各地と世界を行くエディターのフォトログ

Everyday life of Tokyo〜愛しきふつうの日々。

f:id:honey0202:20160101094924j:plain

 

とある海外企業が展開をはじめたオウンドメディアから急な依頼を受けた。写真家として。写真家? いやいや、あくまでも私はエディターだ。たぶん、勘違いされたんだろう。それはまあ、いい。依頼は、東京での日々を写真で綴ってほしいというもの。

 

写真は最低でも30点以上提出。その中から先方が7点程度を選ぶ。英語オンリーのインターナショナル・メディアなので、英語で簡単なキャプションをつけてほしい。

 

f:id:honey0202:20160101094753j:plain

 

依頼に当たっての契約書にサインして、指定の日に写真と原稿を送った。しばらく待ったけれど、写真は掲載されることなく、まるで自然消滅を狙った恋愛のように、連絡もなくそのメディアは終わりを告げていた。

よくあることだ、うん、よくあることだ。

 

f:id:honey0202:20160101094850j:plain

f:id:honey0202:20160101094857j:plain

 

でも「他メディアにその写真を提供しない」という契約書の内容がずっと気にかかっていた。フォルダに眠った写真が30点とちょっと、あったはずだ。

 

実は昨年、デジタルカメラで撮影を始めてからのすべてのデータを置いておいたHDDが前触れもなく吹っ飛んだ。約10年分。クラウドに上げていた写真以外は跡形もなく消え去った。

f:id:honey0202:20160101112830j:plain

 

なくなったものは、必要のないもの。ずっとそう思っている。前回のエントリにも書いたように、私の最大の長所であり欠点でもあるのは、しがみつかず、すぐに捨て去るところだ(それについては考え直すと宣言したばかりだけれど)。

 

その写真が、保存されていた。Evernoteに。完了した仕事の記録として無意識に保存しておいたらしい。果たして、写真は無傷で残っていた。

 

f:id:honey0202:20160101113759j:plain

 

正月一日からこんな写真群を見つけるなんて、なんの示唆なんだ。「汝捨て去ることなかれ」という福音か? 

 

ならば、もういいだろう。契約書はもう無効だ。公開してしまおう。

 

f:id:honey0202:20160101094827j:plain

 

今の私ならこんな写真は選ばないな。そう思いつつ写真群を眺めていると、1枚1枚では感じ取れない「その時の気分」が見えてきた。

f:id:honey0202:20160101094749j:plain

 

写真には、それまで撮ったものも、その依頼のために撮影したものも混じっている。けれど、最終的に選ぶ、という作業の中で、その時の私にしかないフィルターを通ったらしい。

 

おもしろいなあ。

 

f:id:honey0202:20160101094936j:plain

 

心理学者がこの30数枚の写真を見たら何というだろうか。

Flickrにアップしたところ、ちゃんとExif情報も保存されていた。3台のカメラで撮影していた。どれもSONYのカメラで、WX300、NEX-5R、NEX-7である。

 

f:id:honey0202:20160101094814j:plain

 

今回は、その写真の中から11枚だけを選んでブログにアップしておくことにした。2013年に撮影した、11枚の写真。

 

私の愛しきふつうの日々。

さて、2016年。これからどんな写真を撮る1年になるのだろうか。

 

f:id:honey0202:20160101094820j:plain

 

追記:昨日のRADIO BLOGでは、大晦日に鎌倉の縁切り寺と縁結び寺に参拝したことを女性の友人達と現地でライブ録音してきた。ご興味ある方はお聞きください。

 

note.mu